第206回 ふつうさんぽ「またまたシェアハウス見学会」@前原
(2017/11/25(土)開催)
今日は204回に続き、またまたシェアハウス企画。
オーナーのEさんは第142回『賃貸併用住居+シェアハウス』にもご登場いただいた、かなりの強者大家さん。
今度は、築50年のほとんど廃屋物件とのことですが…。どんな物件なんでしょう?
場所は千葉県京成津田沼から2駅お隣の前原(まえばら)駅。JR津田沼からの徒歩も可能な二駅利用の立地です。
晴天の中、和気あいあいとスタート。
途中、別のさんぽ仲間の物件を通りすがりに見学。
ここはさんぽ仲間のTさんが新築提案を受け、購入した物件です。
契約社員と属性が厳しい中、なんとか融資を受け規模を拡大されました。
戸建てのような木造2階建てですが、1階と2階がそれぞれ広めの1Kの賃貸。
利回りは決して高くなかったそうですが、自己資金を多めにし安全性を高めたとのこと。
駅前を少し離れ、畑の残る住宅地を歩いていくと坂道を下る途中にEさんの物件はありました。
ツタの絡まる雰囲気?のある大きな建物。
二世帯住宅で1階が3DK、2階が2LDK。
計113㎡と広めなので、シェアハウスにチャレンジされるようです。
競売流れ物件を安く購入できたとか。
いやはや見事な廃屋ぶりです…。
床の穴は土台の老朽化を調べるためにご自身で開けたようですが、どんな使い方をすればこんなに真っ黒になるんでしょう?
こちらも見事な傷み具合。5年ほど空き家だったとか。やはりシロアリの被害確認のため床を剥がしています。
小ぶりとはいえ庭があるのは高ポイントです。
色んな活用が考えられます。
皆さん、想像以上の廃屋ぶりに思案顔。
いったいリフォームにいくらかかるのか…?
Eさんによれば、屋根は瓦を葺き直し、外壁も再塗装。
床の張り直しを含めて、外回りと大工仕事は職人さんにお願いするようですが、内装など出来るところはセルフリフォームでやってみるとのこと。
Eさんご夫妻は、ご主人が購入とリーシング計画を担当。
リフォームと運営は奥様が担当と、それぞれの得意を活かした理想的な組み合わせです。
リフォーム後の姿をめいめいに想像しながら、津田沼駅へ。
さんぽの後はジョナサンでランチ。
ご協力いただいたEさん、ご参加いただいた皆さんありがとうございました!
■リフォームafter
じゃーん! その後のafter写真を入手していますので大公開しちゃいます!
驚くこと間違いなし!
白塗りのすっきりした建物になりました。
キッチンはこうなりました。
床のタイル貼りや食器棚は全て奥さまのセリフリフォームです。
リビングはこちら。
テーブルなどは古道具屋から調達し、塗装されたようです。押し入れはテレビスペースに。
こんなコンパクトな居室が6部屋。
リフォーム費用を含めても満室になれば、利回り20%はかるく突破するそうです。
奥さまがご自身で約半年かけてリフォームされました。
「高利回りは作り出すもの」を地でいく事例となりました。