第176回 菅井さんセミナーシリーズ④「家族と不動産投資」(第Ⅲ期)
(2016/09/11(日)開催)
今回は「SUGER COFFEE (スジェール コーヒー)」でのセミナー企画。恒例の菅井敏之さんセミナーシリーズ(第Ⅲ期の④)です。
午前中を「ふどうさんぽ」で貸し切りにさせていただきました。
本日のテーマは「家族と不動産投資」。
融資への理解も含め、事業を行う上で家族の協力は重要なテーマですね。
菅井さんも自身の書籍 2015/04/25刊「家族のお金が増えるのは、どっち!?」でテーマとして取り上げておられます。(左の青い書籍)
小雨の降る天気でしたが、今回も高い参加率でした。皆さん時間前に続々と来られます。
「普通の人が不動産や借金を怖がるのは当然、理解してもらうためにはコミュニケーションが欠かせない」
「あなた自身の夢を共有してもらうことが必要。どういう人生を歩みたいか、パートナーに未来を語ることが大事」
自身の知識や属性を補うためにも家族の理解は必須と、菅井さんは熱く語り始めます。
「奥さんが毎日どんなスケジュールをこなしているか、親が仕事でどんな苦労をしてきたか、あなたは正しく知っていますか?」こんな問いかけに、みなさん思わず「どきり」
自分の考えを理解してもらう前に、家族のことを本当によく知っているだろうか…?
「家族の応援を得るための説明は、経営者が事業計画をプレゼンするのと同じである…」
みなさん、うなずきながらメモを取っています。
「奥さんの夢も知らずに保証人のハンコを押してもらおうなんて、おかしいでしょ!」 ずばりと切り込みます。
今回はⅢ期なので「家族」をテーマにしたセミナーも3回目なんですが、そこはプロの菅井さん、毎回内容を少しずつ変えています。
「まず、自分の堅実な貯金の姿勢を家族に見せよう。勉強している姿を見せて、信頼してもらおう。」
「事業なら、創意工夫、努力するのは当たり前。少子高齢化は電機業界も百貨店もみんな同じ。なぜ、不動産賃貸業だけ、みんなそこで思考停止するのか?」鋭い指摘です。
「市場価値を考え、求められれるものは何か、それを考え実行する人が勝つ。」
どんなビジネスにも共通する考え方ですね。
「自分の問題解決の手段として取り組むから迷走してしまう。人の困っていることを解決して対価もらうのが事業の王道」
今回はセミナーの後半を質問の時間といたしました。寄せられた質問の一部をご紹介。
「妻には理解してもらえたが、両親を説得できないんですが…」
「バブル崩壊間近と聞くがどうなのだろうか…」
「妻の実家で相続問題が発生しそうなのだが、部外者なので関わりにくい面もあるし、どうしたら?」
「将来の事業承継を考えて子供に金融教育をしようとしたが難しい…」
「工事の手抜きが怖い、身を守るにはどうすればいいのか…」などなど。
みなさん、家族への説明や理解で色々な悩みを抱えていらっしゃいます。
菅井さんは、一つひとつ丁寧にご回答されていました。
「FX、株式などと同等な投資としてみるからおかしい。不動産は賃貸業という事業なんだ」という言葉に一同、目からウロコ!
「なるほど、それは大変だね。今度またお店にいらっしゃい! コーヒー代だけは払ってね~ (笑)」と個別相談をゲットされた方もいましたよ。
熱気冷めやらぬ間に終了です。
本日は菅井さん、司会の日野さんご参加頂いた皆さま、ありがとうございました!
今日も元気をもらえた一日でした。