第204回 特別さんぽ「シェアハウス作りを体験しよう!」@目白台
(2017/10/15(日)開催)
今回は投資歴5年の火の玉ガール、日野さんの完成間近のシェアハウスにお邪魔して、シェアハウス作り(備品設置など)をみんなで体験しちゃいます。(日野さんのご紹介はこちら)
有楽町線護国寺駅に集合。
肌寒い雨模様とあってやや少なめの15名。
お子様連れのご家族や女性が多いのはシェアハウスの特性でしょうか。
学習院や日本女子大のある上品な住宅街。
しとしと雨の降る中を歩き、物件到着です。
築53年の大きめの戸建て。
借地権、再建築不可だそうですが、旗竿地のせいか場所の割には安く、出口(物件の最終売却)は困難と思ったものの、CFマシンと割り切って購入したそうです。
闇雲に買うのではなく、出口を検討した上でのリスク判断は流石です。
共有スペースで建築経緯等をご説明いただきました。
春先に現金にて購入。7月着工、10月初旬に工事完成。備品を整えて、これから募集されるよう。
建築面積156㎡の大きさを活かし、外壁、主要柱を残して大改造。
12部屋13人(二人部屋有)のシェアハウスに仕立てました。(バス1、シャワー2、トイレ2、手洗い4)
初めてのシェアハウス挑戦だったそうですが、設計士が経験者で大いに助かった様。ただ工務店にシェアハウス経験がなく、意思疎通が難しくかなり苦労されたとのこと。
各部屋をコンパクトにまとめつつ、お洒落感とWoody感にこだわり、古さを感じさせない工夫をされています。
シェアハウスは高利回りを狙えますが注意点も一杯。
管理会社が限られるうえ、各社の基準も厳しいです。
一人当たりのリビングの大きさ、電気容量、シャワー数、窓先空地(避難経路)、部屋の大きさ、などなど。
苦労の中、完成に漕ぎつけた日野さんの突破力に一同感嘆です。
わずか5年で、普通のサラリーマンの給与を超えるキャッシュフローを実現されています。
人数が多いので、2班に分かれて見学。
台所はレンジが3台、大きめの冷蔵庫が2つ。
コンパクトな浴室。他にシャワーが2つ。
元の柱を残したままの壁付け棚。
古民家は古さを活かしたうえでのリフォームが重要ですね。
居室には元の柱を残さざるを得ない場所もありますが、塗装で味を出し、マッチした照明で雰囲気をアップ。
小ぶりな部屋ですが、こんなのが計12部屋。
管理費は30%と高めだけど、リフォーム費用を含めた実質利回りで20%越えを狙います、と日野さん。
10時半になり、IKEA、ニトリと家具、備品が続々到着です。
各部屋に設置する時計、ハンガーラック、ゴミ箱、コンセントタップなどなど…。
なんせ部屋数が多いので設置も大変です。
フックを柱に埋め込み、時計を掛けます。
共有備品も食器、テーブルセット、台所組立棚、傘立てと沢山あります。
組立棚班、ラック班、食器班と分かれて作業開始。
これらを一人黙々と作業してはストレスが溜まります。人数が多いと、とってもスムーズ。
一人では苦痛な作業も、みんなでやれば楽しみに変わります。
あっというまに1.5hで作業終了。
日野さんが「終わらないと思ってたのに!」と感謝、感謝です。
シェアハウスの注意点もいっぱい聞けた有意義な「ふどうさんぽ」でした。
ご参加頂いたみなさん、日野さんありがとうございました!