第190回 ふつうさんぽ「郊外の大学周辺エリアを見てみよう!」@東海大学前
(2017/04/22(土)開催)
物件高騰の中、取得に苦労されている方が増えています。こんな時期でも、比較的購入しやすい地域はないのでしょうか?
ということで今回は少し郊外に足を延ばし、大学近郊のエリアを見ることにしました。さんぽの途中で、売り出し中の学生向け新築アパートを見学予定です。
集合は小田急小田原線「東海大学前」。生徒数3万人を誇る屈指のマンモス校である東海大学の湘南キャンパスのお膝元です。
かなり急な告知だったのでやや少人数の参加ですが、和気あいあいとスタート。ご夫妻での参加や、ベビーカー連れの参加もありました。
郊外とはいえ、駅前は予想以上の賑わいです。やっぱり実際に来てみなければ分かりませんね。かなりの需要が感じられます。
静かな住宅地の先に、さんぽ仲間のシークレット物件が…。こっそり寄り道。
この近くに物件を保有されている方も参加されており、ここでは書けない地域事情に花が咲きます。比較的供給があり投資家に人気の地域ですが、こんな情報もふどうさんぽならでは。
途中、賃貸併用住宅とおぼしき建物を発見。打ちっぱなしのお洒落な外観にオーナーさんの工夫を感じます。
東海大の北門。学生はみなさんこちらから入られるよう。
周辺には、まだまだ畑などが残っています。相続関係で供給がある理由ですね。反面、将来供給過多になるリスクもはらんでいます。どう差別化をしていくか? どう出口を迎えるか?
売り出し中の学生向け新築アパートです。北門のすぐ近くで、ずぼらな学生にはピッタリですが、完成が遅れ入学シーズンを過ぎたため入居者募集に苦戦中とか…。
この辺が、繁忙期が偏る学生向け物件の注意点ですね。
1Kの室内。新築だけあってとても綺麗です。
キッチンは危険の少ないIHコンロ仕様。
ロフトも付いています。悪友たちのたまり場になってしまいそう。
新築ながら、階段にステンレスを使うなどコストのメリハリを付けています。費用を掛けるところと抜くところ、賃貸業ではとても重要です。
見学後は近くの空き地でアテンド役の山本さんを中心に、アパートの「物件評価会」。
山本さんが事前に作成された損益シミュレーションシートを配布して、チェックポイントを解説します。山本塾の開催です。
・募集資料の賃料と近隣相場の比較
・ローンの返済比率とCF率
・物件の立地と入居者需要
・接道状況と出口の考え方 などなど…
みなさん、なるほどとそうやって物件評価するのかと、納得しきりでした。
時間のある人でランチ後、JR平塚駅までバスで移動して解散。
今日も充実した一日になりました。
参加された皆さま、ありがとうございます!