第166回 菅井さんセミナーシリーズ①「不動産投資を始めるアナタへ」(第Ⅲ期)
(2016/04/10開催)
今回は、ベストセラー作家の菅井敏之さんのお店「SUGER COFFEE (スジェール コーヒー)」でのセミナー企画。
タイトルは「不動産投資を始めるアナタへ」。 講師はもちろん菅井さんです。
これまで、2015~2016年と菅井さんシリーズをⅡ期開催させていただきましたが、いずれも大好評。今回が第Ⅲ期となります。
内容は第145回と同じテーマです。今回は物件を持っていない方限定でのセミナー。
菅井さんは、元メガバンク支店長。現在はサラリーマンを卒業して、不動産投資家でありながらコーヒーショップのマスターでもあります。
この日は、スタッフの一人からの美味しいケーキの差し入れがあり、おいしく舌鼓を打ちながらのスタート。ごちそうさまでした。
まずは、ご自分のこれまでの経緯のお話。
山形県で生まれて、メガバンクに勤め、不動産投資を始められリタイアに至ったお話です。
スジェールコーヒーはリタイア後、3年前にオープンしたそうです。
何故、ご自分が不動産賃貸経営を始めようと思ったのか。
銀行員時代に富裕層を回って話しを聞く機会があり、そこで地主さんではないのに不動産賃貸経営をしている方々と出会ったことがきっかけだったそうです。とてもゆとりがあり、幸せそうに見えたとおっしゃいます。
自分は大学を卒業して、銀行で半沢直樹のような世界で働いている・・・。
こういうことをやりたくて生きているのか・・・?
目の前には幸せそうな人たちがいる。この違いは何だろう?
「そうだアパートを持てばいいんだ!」
そして、成功して50歳から先の人生は自分の好きなことをやりたい・・・。
決意してからは早かったそうです。
同僚の誘いを断り、節約をして頭金を貯め、1棟目へチャレンジ・・・
その後のお話は、どういう姿勢で不動産投資に挑むべきかのお話でした。
どんな人が融資を受けやすいのか?
Aさん:年収1200万円 でも貯金ゼロ・・・
Bさん:年収 500万円 貯金2,000万円
断然、後者のBさんですよね。
当たり前のことですが、不動産投資というのは不動産賃貸業という事業です。
P/L(損益計算書)、B/S(貸借対照表)が基本で、毎月の収支を黒字にする!
これだけ・・・。
それともう一つ、出口である売却のことも考えて欲しいとのこと。
最終的にはどれだけキャッシュを持っているのかが大切なんです。
初心者向けとはいえ、賃貸経営という事業を行う上で大切なお話で、とても身にしみました。ベテランの方にも聞いていただく価値はありそうですね。
菅井さん、今回も良いお話を聞かせていただき、ありがとうございました。