第163回 ふどうさんぽ書籍出版記念「失敗談セミナー」
(2016/3/12(土)開催)
今回は、「ふどうさんぽ」の初めての書籍『失敗事例に学ぶ! 「不動産投資」成功の教科書』の出版記念セミナーを開催させていただきました。 (^-^)//""ぱちぱち♪
⇒書籍のご紹介
せっかくの記念なので、少しでも多くの方に来て欲しいと大きな会場をご用意しました。
何度もお世話になっているセレコーポレーションさんの会議室です。
⇒中央区京橋:アパート経営ショールーム「Celie(セレイエ)」
何度見ても、素敵なショールームですね。
内容は、著者の一人である栖田さんの失敗談セミナーとふどうさんぽ書籍の他の執筆陣のパネルディスカッションです。
「当日は、書籍で書けなかったもう少しディープな話しをしますよ」と仰っていた栖田さん。
東京都心を中心に9棟を購入し2年半で資産6億円、年間家賃収入5,200万円を達成された投資家。ディープな話しってどんなだろ? ちょっとわくわく、ドキドキ・・・。
出版記念ということで書籍を購入した方、もしくは当日購入していただく方との限定だったんですが、たくさんの方に来ていただきました。
その数、約50名。
今日の司会者は著者の一人でもある辰実さん。
スタッフの江口さんからの「ふどうさんぽのご紹介」の後、いよいよ第一部の始まりです
自ら雑食系投資家を名乗る栖田さん。
1棟目から仰天の「官民協議物件」を購入します。(しかも店舗系!)
えーっ!? 官民協議ってなに?
会場全員があっけに取られます。
「実はこの店舗、歩道に半分はみ出して建ってまして・・・。
その土地が東京都の持ち物なのか、購入したわたし物なのかが分からないんですよね~、あははは。」
にこやかな笑みを浮かべながらの説明に、みんな口をあんぐり。
その後も、全空物件にチャレンジしたことや、
ローン特約無しで契約した後に融資が通らずトラブルになったことなど、ユーモアたっぷりに語っていただきました。
皆さん笑いながら聞いていますが、内容はとってもディープ。
ここにはとても書けないような話もあれこれ・・・。
御井屋さんにも通じますが、リスク含みの高利回り物件への
「チャレンジを楽しめる精神」が成功の秘訣かもしれません。
東京都と粘り強く交渉を続ける栖田さん。まさに天晴れ!
あっという間に第一部の終了。
続いて、第二部のパネルディスカッションです。
第一部に続いて参加の栖田さん。
ここからの参加が高樹さん、江口さん、山本さん、伊藤花夏(はな)さん、戸塚さん。
女性3名を入れて計6名でのディスカッションです。
司会の辰実さんからメンバーに質問です。
■物件情報はどこから見つけていますか?
以外とみなさん、まずはインターネットからだったという意見。
ただ、そこで終わらず、その縁を継続的な人脈に育て上げています。
「希望物件書を作ってアピールするのも効果的ですよ」とは高樹さん。
■購入の判断基準をどこにおいていますか?
山本さんの発言。
「インカムゲインの部分でいうと、返済比率50%以上、CF率2.0%~を目標としていました」
自己資金の投入率によっても異なりますが、フルローン時の目安になりそうです。
(実際には満点の物件はなかなか無いそうです)
「キャピタルを考えて、出口を含めたトータル益を考えるようにしています」
とは、さすが上級者の栖田さん。売却経験がとても重要、と説きます。
■客付けに苦労しましたか?
栖田さんの話。
「郊外の物件でかなり苦労しました。潜在的需要の重要性を痛感しました」
「結局、設備や募集の工夫より基本条件(家賃、敷礼)の見直しで満室になりました」
■売却の経験で得たものは?
江口さんが強調します。
「売却は購入の裏返しではなかった! そして、買いに強い仲介が売りに強いとは限らない!」
「売りを1度は経験した方がいいよ」というアドバイスには重みがあります。
その後、会場からのご質問にメンバーが答えます。
「融資を引き出すコツは?」
「建築業者の選択方法は?」
「法人融資についてのポイントは?」・・・
経験者のノウハウをまとめて聞く機会は貴重です。
皆さんの熱気を感じます。
あっという間に時間が来てしまいました。
栖田さんを始めとする執筆陣の皆さまご苦労様です。
ご来場の皆さん、書籍のお買い上げありがとうございます!
少し難易度の高い書籍かもしれませんが、何度も読み返していただけるときっと内容が腑に落ちます。
分からないところはふつうさんぽでスタッフに聞いてくださいね。